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精力・EDに関わるサプリメント

サプリのすすめ

はじめに

「友人にすすめられて」「最近少し調子が悪くて、体に良さそうだから」
こんな理由からサプリを手にしたこともあるのではないでしょうか。
サプリはamazonなどの通販でも入手できるため、非常に身近なものになっています。
その一方で実際にサプリにどのような効果があるのか正確に把握しているでしょうか。 ここでは、医薬品と比較してサプリのメリット・デメリット、サプリの選び方についてご説明します。


サプリのメリット

結論としてサプリのメリットは、ただ一つ「入手のしやすさ」です。
それ以外には、医薬品よりも心理的に受け入れやすい、ということもメリットと言ってもいいかもしれません。

この後にサプリの問題点についてご説明しますが、やはりしっかりとした効果を望むのであれば、医薬品の利用受診をおすすめします。


サプリのデメリット

サプリの大きなデメリットは3つです。

  1. 効果・効能がはっきりしない
  2. 製造工程の基準がゆるい
  3. レビューや口コミにサクラが多い

順番にみていきましょう。


サプリの効果がはっきりしない

サプリのデメリットとしては、効果がはっきりとしないことがもっとも大きいです。
正直なところ、医学的にサプリに効果があると断言できるものはほぼありません。

信じられないでしょうから、詳しく説明していきます。
ただより正確には、「健康な人が飲んでも」効果があるとは言えない、ということです。

そもそもサプリはあくまでサプリメント=補うものです。
鉄や亜鉛、その他ほとんどのもので、サプリに効果があるのは「その栄養素が足りていない人」です。
鉄分が足りている人が鉄をとっても意味はありません。

また、熱心な人の場合、ご自身でネットで色々調べるとそれぞれのサプリの様々な情報が見つかるでしょう。
「このサプリを飲めば、夜まで元気です」などや
男性であれば「このサプリで、勃ちが良くなります」
女性であれば「このサプリで、肌がきれいになります」

しかし、実際にその効果が証明されているものはほとんどありません。
「いやいや、いろんな研究のデータが出ていますよ」
と言われるかもしれません。

しかし、そのほとんどはネズミでの効果試験管の中での効果を見たものであり、人体に対して調べたものはほとんどありません

また
「実際に私は飲んで効果がありました!」
と言われても、それはサプリの効果ではない可能性があります。
その多くはプラセボ効果(プラシーボ効果)の可能性が高いです。
プラセボ効果というのは、簡単に言うと「効果があると思っているから効く」ということです。
病は気から、というように薬と思って飲むと小麦粉でも効きます。


製造工程の基準も様々

サプリは医薬品と違って、製造工場などの安全基準が厳しくありません。

そのため、サプリによって品質のバラつきなどが指摘されています。

例えば、「亜鉛」が体に良い効果があるとしましょう。
それでも、実際に口にするサプリに亜鉛は適切な状態で入っているか亜鉛以外に異物は入っていないかなどの問題があります。


レビューや口コミにサクラが多い

これは世界的に問題になっています。 アメリカの研究では、

Amazon.comにて「勃起不全」で検索して上位のサプリメントを評価。勃起力の改善などを報告するレビューの約90%がサクラの疑いがあった。

と報告されています。

病院などの医療機関の場合医療広告ガイドラインというものがあり、口コミやレビューの掲載は禁止されています。

そのため、当院も口コミの掲載はできません。

一方、サプリは様々な業者が市場原理によって競っているため、やらせやサクラのレビューが非常に増えています。

以上が、サプリのデメリットです。


サプリの選び方

そうは言っても、やはり一縷の希望をかけてサプリを飲みたい方はいるでしょう
そんな方のためにサプリの選び方をご説明します。

サプリを選ぶ際には大きく、2つあります。

  1. どの種類のサプリを飲むか(例:鉄、亜鉛)
  2. どこが作っているサプリを飲むか(メーカー)

どの種類のサプリを飲むか(例:鉄、亜鉛)

については、正直答えはありません。
それぞれの効果をみて飲んでみるしかありません。


どこが作っているサプリを飲むか(メーカー)

結論は「DHC」を飲んでください。

一応言っておくと、DHCからお金はもらっていませんので。

DHCをすすめる理由は2つあります。

  1. 工場の基準がしっかりしている。
  2. 不審なレビューがほぼない。
  3. 工場の基準がしっかりしている。

DHCのamazonなどの商品ページをみると明記はされていませんが、DHCは

GMP基準に準拠した国内工場のみで製造する

としています。このGMP基準というのは、医薬品の製造に関する安全基準であり、DHCは健康食品を医薬品と同じレベルで安全に製造していると言えます。

  1. 不審なレビューがほぼない。

amazonでDHCが取り扱う主に男性向けのサプリであるマカ、亜鉛、シトルリンについて調査しました。

DHCではサクラのレビューはほぼありませんでした。

一方、男性向けサプリ(EDの方向けなど)で検索上位のものでもレビューの50%以上がサクラが疑わしいものはたくさんありました。

レビューがサクラでも気にしないという方はいるかもしれません。
ただ、私たちゴールドクリニックは「確かな医療を身近に」という理念のもと運営しています。
この考えのもと、やはりサクラのレビューが大量にあるものは信用できないと考えます。

以上がDHCのサプリをおすすめする理由です。


サプリと医薬品の関係

プラセボ効果の検討

そもそも、サプリ(サプリメント)は正式には「ダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)といいます。
ダイエタリー=食事、サプリメント=補うものという意味です。
つまり、サプリはあくまで「食事を補うもの」です。

ただし、現実にサプリと医薬品を分けるものは「薬機法」などの法律になります。
科学的、医学的にはサプリと医薬品の違いは曖昧です。

たとえば、亜鉛にはサプリがある一方で、医薬品としても亜鉛の薬(ノベルジンなど)があります。
サプリの亜鉛も医薬品の亜鉛も中身は同じです。
たしかに含有量は、医薬品は1錠25mg、サプリは1錠15mg程度と違いますが、サプリを2錠飲めば医薬品と変わりません。

ただしノベルジンの場合は、医薬品のなかでも処方薬なので、大きな違いとして医師が必要な人に処方する
ということがあります。
ノベルジンを処方されるのは医師が亜鉛が不足してると診断した人のみです。


サプリと医薬品の違い

サプリと医薬品の線引きは曖昧な部分がある、ということをご説明してきました。
しかし、それでもサプリと医薬品には大きな違いがあります。

それは、効果が科学的・医学的に証明されているかです。

サプリの効果は「ありそう」な感じはするものの、本当に効果があるという医学的根拠はありません。

さきほどの亜鉛の話と矛盾するように思われるかもしれません。
断言しますが、医薬品の亜鉛には効果があるのです

というのは、医薬品の場合は、正確に飲む人を限定しているからです。
そして、亜鉛が不足している人の場合には有効だという医学的根拠が十分にあります。

では、サプリの効果が「ありそう」とは根拠もなく言っているのでしょうか。
そんなことはありません。
サプリの効果もある程度根拠があります。

しかし、医薬品と違って根拠が弱いのです。
大きく2点理由があります。

  1. 動物実験
  2. プラセボ効果

それぞれ詳しくみてみましょう。


動物実験

医薬品はすべて人体に対しての研究に基づいて評価されています。
極端な言い方をすれば、人体実験によって効果が証明されているのです。

一方、サプリの効果・効能の多くは動物実験の結果をもとにしています。
たとえば、「マウスの血圧を少し下げた」という結果から「血圧を下げる効果があります」と言うのです。

そのため、サプリが人体で本当に効果を発揮するのかははっきりしないところがあります。


プラセボ効果

プラセボ効果の検討 次に、プラセボ効果(プラシーボ効果・偽薬効果)についてです。
サプリはプラセボ効果の検討がしっかりと行われていない場合が多いことが問題です。

そもそもプラセボ効果とは簡単に言うと「効くと思って飲むと、小麦粉でも効く」ということです。

にわかには信じがたいかもしれません。
実際にあった睡眠薬の有効性を確認する研究で

睡眠薬を飲んだ人の30%は眠りました、一方で偽薬(ただの小麦粉)を飲んだ人は20%眠りました。

この研究から、睡眠薬は実際に有効だったと言えます。
しかし、ここで注目すべきは偽薬でも20%の人に有効だったということです。

睡眠薬の場合、気持ちが強く影響しそうな気がするかもしれませんが、同じような結果が高血圧の薬でもよくみられます。
実際にはただの小麦粉である偽薬を飲んだだけで血圧が下がるという研究は非常によくあります。

それほど、偽薬の効果、つまり思い込み・気持ちの力は強いのです。

そして、サプリの効果を調べる場合に多いのはサプリだけを飲んだ結果を調べるという誤りです。

医薬品の場合は、さきほどご説明したとおり、実際の薬とプラセボを比較します。

分かりやすくいうとテレビ番組の 芸能人格付けチェック をしているのです。
芸能人格付けチェックの場合は、A:高級品、B:安物、と2つを比較してもらいます。

これをBだけでみるとどうでしょうか。
Bだけを出されて、美味しいかと聞かれると、ほとんどの人が美味しいと言うでしょう。

これがサプリの研究でよくみられていることです。

以上から、サプリは医薬品と比べて効果がはっきりしていないのです。


まとめ

  • サプリのメリットは、入手のしやすさ
  • サプリのデメリットは、効果の不確かさ、製造工程の基準がゆるい、口コミにサクラが多いこと
  • サプリを選ぶ時は、ずばりDHCを
  • サプリと医薬品の違いは成分ではなく、法律上の違い。ただし医薬品は医学的・科学的根拠がはっきしている

【参考文献】
J. Sexual Medicine VOLUME 16, ISSUE 6, P843-852,
チャイルドヘルス 20(1): 6-8, 2017.
J. Sexual medicine  VOLUME 16, ISSUE 6, P843-852
画像引用:チャイルドヘルス 20(1): 6-8, 2017